私は、本年5月に『誰も言わなかったアロマテラピーの本質(エッセンス)』という本を出版した。
この本は、刊行されてすぐさま発売停止になった。
(なぜかアマゾンと楽天とでは販売された)
私はむしろ、その事態を嬉しく思った。どこの圧力か知らないが、言論の自由がある日本で、軍国主義時代の日本やナチズム下のドイツ、スターリニズムの圧制下にあったソ連のように、著書の存在を恐れる勢力によって、その発売を禁止されるというのは、私のような、たかが「アロマテラピー」についてのささやかな書物をものしたにすぎない人間にとっては、むしろたいへん名誉なことだと考えたからだ。
アマゾンや楽天などでこの本を買った人々には、10冊、20冊とまとめて購入する人が多かったと聞く。「幻の本になるから、いま1500円のこの書物は一冊一万円くらいになるだろう」といっていたとか。
そんなことは、私にはどうでもよい。それよりも原稿をじっくりと読み、校正を三回も丁寧に行って、目を通してくださり、製本を決意された出版社社長の悲憤の念はいかばかりか。
こんな不当な圧力に屈せざるを得なかった、同社社長の無念のお気持ちは察するに余りある。
また、アマゾンで運よくこの本を買われた方々は、みなこの書物(これでも削りに削られたのだ。某方面からの脅迫で)を高く評価してくださった。
だが、楽天で購入した人間のたった一件の「批判」は、「著者の思い込みが激しい。頭が固い云々」など、およそ批判の名に値しないものだった。
この方に申し上げる。
だいたい人間が怒ってものを言ったり書いたりするときは、何か自分に弱みがあるときだ。
それに、ご自分のそんな感想を羅列しても、私の所論自体の批判にまるきりなっていない。
もう少し論理的にものを考える習慣をつけられよ。
あなたの「批判」は、私に毛ほどの傷も与えない。
小学生でもこんなトンチンカンな理論は展開しまい。
小学校に入りなおすことを心からお勧めする、といっても、あまり効果は期待できないが。
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