バッチフラワーレメディーズについて、私がこんなものとアロマテラピーとを結び付けるな、といったことが、こんな怪しげなシロモノを売って商売をしている方がたをよほど怒らせたようだ。
バッチのフラワーレメディーズは、植物の(フラワーというのは誇大だ。38種のレメディーのうち、本当に花を使用しているのは半分程度)エネルギーを水に転写したもので、レメディーは人間の心の働き、体に作用してその異常を治すという。私は英国のバッチセンターで、「そんなレメディーズを開発なさって、バッチ博士が50歳そこそこでなくなったのはどうしてですか。博士はそんな特効薬を自分では用いなかったのですか」と尋ねた。センターの人間は、おそるべき詭弁で答えた。「バッチ博士は30歳で死ぬ筈だった。それが、レメディーズの力で50歳まで生きたのだから、大変な長生き人間だ」と。私は唖然としましたよ。これでは「早死に」「若死に」なんて言葉はなくなるね。(り)
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