◎ケトン類
・効果① ー ムコ多糖体症治癒作用
② ー 脂肪溶解作用
③ ー 癒傷作用
④ ー 抗凝固作用
⑤ ー 体温降下作用
⑥ ー 抗炎症作用
⑦ ー 鎮静作用
注意すること
不適切に多量のケトン類を用いると、期待した薬理効果と逆の結果が急激に生じるケースが多々ある。
大量のケトン類を使用すると、神経毒性を発揮する。とくに内用は危険。
ケトン類はたとえこれらを少量ずつ摂取したとしても、それが体内に蓄積していって、やはり神経毒性を発現するもとになる。ケトン類は体内で代謝され、排泄されるのに時間がかかるためである。
ケトン類を豊富に含む精油類
アルモワーズ(別名ワームウッド)(Artemisia herba-alba)油
このキク科の草本には、ケモタイプが2種類ある。いずれも花の咲いた先端部分から蒸留して精油をとる。1つはダバノン ケモタイプで、これはケトン類を含まない。他方はツヨン ケモタイプのもので、ケトン類のα-ツヨンを64〜72%、そのほかにβ-ツヨンを含有していて、乳児・小児・妊婦はこれを使ってはいけない。神経毒性が強く、妊婦のケースでは流産が惹起されるといわれる。
キャラウェイ(Carum carvi)油
セリ科の草本の種子を蒸留して抽出した精油。ケトンとしてカルボンを含む。
ユーカリ〔クリプトン ケモタイプ〕(Eucalyptus polybractea cryptonifera)油
フトモモ科の高木の葉から蒸留抽出した精油。ケトン類のクリプトンを40%も含む。また、やはりケトン類のピペリトンを含有する。
ヒソップ(Hyssopus officinalis)油
シソ科の草本ヒソップの花の咲いた先端部分と葉とから抽出した精油。これにはケトン類として、αおよびβ-ツヨン、カンファー、ピノカンフォン(およそ12%)、イソピノカンフォン(32%前後)。種類によっては、ピノカンフォンを50%も含有するものがある。
19世紀後半のパリの芸術家たちに、アブサン酒に中毒して廃人になってしまった者が多い。これはこの緑色の酒に加えられていたヒソップに含まれるαおよびβ-ツヨンのためである。
スパイクラベンダー(Lavandula latifolia 〔spica〕)油
シソ科小低木の花の咲いた先端部分から抽出した精油。ケトン類として、カンファー(16%)、カルボン(0.1〜0.5%)を含んでいる。
ストエカスラベンダー(別名フレンチラベンダー)(Lavandula stoechas)油
ケトン類としては、フェンコン(45〜50%)、カンファー(15〜30%)、ベルベノン(少量)をそれぞれ含む。強烈なカンファー臭があり、アロマテラピーではまず使われない。
シソ科の草本ヒソップの花の咲いた先端部分と葉とから抽出した精油。これにはケトン類として、αおよびβ-ツヨン、カンファー、ピノカンフォン(およそ12%)、イソピノカンフォン(32%前後)。種類によっては、ピノカンフォンを50%も含有するものがある。
19世紀後半のパリの芸術家たちに、アブサン酒に中毒して廃人になってしまった者が多い。これはこの緑色の酒に加えられていたヒソップに含まれるαおよびβ-ツヨンのためである。
スパイクラベンダー(Lavandula latifolia 〔spica〕)油
シソ科小低木の花の咲いた先端部分から抽出した精油。ケトン類として、カンファー(16%)、カルボン(0.1〜0.5%)を含んでいる。
ストエカスラベンダー(別名フレンチラベンダー)(Lavandula stoechas)油
ケトン類としては、フェンコン(45〜50%)、カンファー(15〜30%)、ベルベノン(少量)をそれぞれ含む。強烈なカンファー臭があり、アロマテラピーではまず使われない。
ペパーミント(Mentha piperita)油
シソ科草本の地上部を蒸留して抽出する。メントン(20〜60%)、プレゴンその他のケトン類を含む。
ペニロイヤル(Mentha pulegium)油
シソ科草本のこの花の咲いた地上部を蒸留抽出したもの。ケトン類としてプレゴン(55〜95%まで)を含有する。
ローズマリー(ベルベノン ケモタイプ)(Rosmarinus officinalis verbenoniferum)油
シソ科のこの花の咲いた先端部分を蒸留抽出する。ケトン類としてベルベノン(15〜37%)、カンファー(1〜15%)を含む。
ルー(別名ヘンルーダ)(Ruta graveolens)油
ミカン科の小低木の花の咲いた全体を蒸留して得る。ケトン類として2-ノナノン(35%)、2-ウンデカノン(2.5%)が含まれる。
セージ(Salvia officinalis)油
シソ科の低木の花と葉とを蒸留してとる精油。ケトン類としてα-ツヨン(12〜33%)、β-ツヨン(2〜14%)、カンファー(1〜26%)ー 全体として、ケトン類を20〜70%も含む。
サントリナ(Santolina chamaecyparissus)油
キク科の低木の種子、あるいは花の咲いた先端部分を蒸留抽出してとる精油。ケトン類としては、アルテミシアケトン(39%)、αおよびβ-サントリネノンを含む。
ツーヤ(Thuya occidentalis)油
ヒノキ科の木本の小枝を蒸留し抽出する。ケトン類としてはツヨン(30〜60%)、イソツヨン(8〜14%)、フェンコン(7〜14%)、カンファー(2〜3%)などを含む。
上記の植物精油に含まれる主要なケトン類
ボルネオン メチルエプテノン カンファー
カルボン メチルノニケトン
クリプトン ピノカンフォン
フェンコン ピノカルボン
フェノン プレゴン
イソアルテミシアケトン ツヨン
メントン トランスピノカルボン
メチルアミルケトン ベルベノン
シソ科草本の地上部を蒸留して抽出する。メントン(20〜60%)、プレゴンその他のケトン類を含む。
ペニロイヤル(Mentha pulegium)油
シソ科草本のこの花の咲いた地上部を蒸留抽出したもの。ケトン類としてプレゴン(55〜95%まで)を含有する。
ローズマリー(ベルベノン ケモタイプ)(Rosmarinus officinalis verbenoniferum)油
シソ科のこの花の咲いた先端部分を蒸留抽出する。ケトン類としてベルベノン(15〜37%)、カンファー(1〜15%)を含む。
ルー(別名ヘンルーダ)(Ruta graveolens)油
ミカン科の小低木の花の咲いた全体を蒸留して得る。ケトン類として2-ノナノン(35%)、2-ウンデカノン(2.5%)が含まれる。
セージ(Salvia officinalis)油
シソ科の低木の花と葉とを蒸留してとる精油。ケトン類としてα-ツヨン(12〜33%)、β-ツヨン(2〜14%)、カンファー(1〜26%)ー 全体として、ケトン類を20〜70%も含む。
サントリナ(Santolina chamaecyparissus)油
キク科の低木の種子、あるいは花の咲いた先端部分を蒸留抽出してとる精油。ケトン類としては、アルテミシアケトン(39%)、αおよびβ-サントリネノンを含む。
ツーヤ(Thuya occidentalis)油
ヒノキ科の木本の小枝を蒸留し抽出する。ケトン類としてはツヨン(30〜60%)、イソツヨン(8〜14%)、フェンコン(7〜14%)、カンファー(2〜3%)などを含む。
上記の植物精油に含まれる主要なケトン類
ボルネオン メチルエプテノン カンファー
カルボン メチルノニケトン
クリプトン ピノカンフォン
フェンコン ピノカルボン
フェノン プレゴン
イソアルテミシアケトン ツヨン
メントン トランスピノカルボン
メチルアミルケトン ベルベノン
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